2008年10月14日火曜日

破産と殺人事件

「一生を償いに捧げる」 同性愛殺人のM被告

被告人を懲役15年を処する-。裁判長から判決主文を言い渡されると、M被告(43)はタオル地のハンカチを 握り締めた。大学受験でホテルニュージャパン火災に遭遇し、実家の破産、アルコール依存症、そして殺人…。波乱続きの43年の人生。しかし、同棲(どうせ い)相手のSさんの命を奪った代償は大きすぎた。セミロングだった髪を肩までばっさり切り落としたM被告。色白の顔にほおだけが赤らんでいる。黒色ジャージー上下姿で入廷すると、傍聴席のSさんの遺族には目をやらず、被告人席に座った。
判決の言い渡しでは、証言台の前でうつむき加減に起立し、手にはハンカチを握っていた。裁判長が判決を言い渡す間、聞こえないぐらいの小さな声で「はい」と口を動かしただけで、身動き一つしなかった。
実家は広島県で居酒屋チェーンを経営する資産家。少女時代はバレエや日本舞踊などを習う裕福な生活を送っていた。
昭和57年、大学受験で上京した際に、死者33人を出したホテルニュージャパン火災に遭遇。受験票と筆記用具を部屋に置いたまま避難して九死に一生を得たことで、地元紙に大きく紹介されたことも。
大学卒業後、実家が破産すると、母親の借金を背負い込んだ。ホステスをしながら、アルコールや睡眠薬に頼るようにもなった。Sさんと同棲を始めても、一方で知人男性とも交際。男性関係をめぐる口論の末、Sさんを殺害した。
M被告は被告人質問で、反省文を読んだ。「私と知り合わなければ楽しい人生を過ごしていたはずなのに、それを奪ってしまった。私は一生を償いにささげる。真正直になります」

2008年9月23日火曜日

そもそも破産ってなに?

破産(はさん)

1. 財産をすべて失うこと。
2. 債務者が経済的に破綻して、弁済期にある債務の総債権者に対して債務を一般的・継続的に弁済することができない状態にあること。また、そのような状態にある場合に、裁判所が債務者の財産を包括的に管理・換価して、総債権者に公平に配分することを目的として行われる法的手続。破産手続。本項目では、破産法に定める破産手続について、解説する。

破産(はさん)は、債務者が経済的に破綻して、弁済期にある債務の総債権者に対して債務を一般的・継続的に弁済することができない状態にあることをいう。また、そのような状態にある場合に、裁判所が債務者の財産を包括的に管理・換価して、総債権者に公平に配分することを目的として行われる法的手続を指すこともある。破産手続。

2004年(平成16年)6月2日に全面改正された破産法(平成16年法律第75号)が公布され、翌2005年(平成17年)1月1日に施行された。

* 破産手続の倒産処理法制における位置付けは、倒産処理手続を参照。
* 破産事件の動向は、裁判所のWeb Siteの「司法統計」コーナーに掲載されている「司法統計年報」の「民事・行政事件編」を参照。


概要

破産は、一般的には財産をすべて失うことを指す。法的には、債務者がその債務を完済することができない状態、または、そのような状態にある場合に、債権者に対して財産を公平に配分することを目的として行われる手続(破産手続)を指す(広義の破産)。

債務者本人や債権者などの申立て権者が、裁判所に破産手続開始の申立てを行い、裁判所が当該債務者に破産原因があると認める場合には、「破産手続開始の決定」を行う(狭義の破産)。従来、「破産手続開始の決定」は破産宣告と呼ばれていた。

なお、狭義の破産のうち、債務者自身の申立てにより破産手続開始決定を受ける場合を自己破産、会社役員が自分の会社の破産手続開始の申し立てを行って破産手続開始決定を受ける場合を準自己破産といい、債権者の申立てにより破産手続開始決定を受ける場合を債権者破産という。

破産は、「破産手続開始の申立て」に始まり、破産債権確定手続、破産財団管理手続を経て、「破産手続終結の決定」、「免責」及び「復権」で終わる一連の法的手続きである。すなわち、債務者の財産を管理・換価して、債権者に公平に配分することを主たる目的とした手続である。しかし、現在、破産事件のほとんどを占める自然人の自己破産においては、同時廃止が行われている。これは、破産手続が、債務者の財産を換価することも、債権者に財産を配分することもなく、ただ債務者が免責(破産債務者が残債務について弁済の責任を免れること。)を得るための手段として利用されていることを意味する。この実態を反映して、各地の裁判所が作成している定型申立書も、1通で破産及び免責の両者の申立てをなすものになっていることが多い。ただ、現行破産法上、両者はあくまで別個の手続であり、区別する必要がある。

以上 ウィキペディアより引用